【体験談】妊活を理由にした退職の伝え方と退職後の後悔

こんにちは、まろぽちです。

「妊活を優先したいけど、仕事を辞めるべきか悩んでいる」
「退職の伝え方や手続きが不安…」

こんな気持ちでいる方へ

私自身の経験をもとに、妊活と仕事の両立に悩むあなたの背中をそっと押せるような情報をまとめました。

  • 妊活中の退職、決断までのリアルな悩みと転機
  • 金銭的な不安を減らす「妊活貯金」の重要性
  • 円満退職のための伝え方・手続き・退職代行の活用法
  • 退職前に必ず確認したい手続きと書類
  • 退職後のリアルな生活と後悔しないためのヒント
  • 妊活・退職のその後の体験談

私は妊活を優先するために退職を決断し、現在は時短勤務や在宅ワークを模索しながら、自分らしい働き方を目指しています。

あなたの「自分らしい働き方」を見つけるヒントになれば嬉しいです。

目次

妊活で退職を決断するまでの悩みと転機

不妊治療を始めまると、突然の通院指示や頻繁な来院が必要になることがよくあります。

「明日きてください」 「次は来週の◯日です」
「2日に1回注射にきてください」といわれる日々で、仕事との両立が難しさを感じさせれる日々でした。

私も有給がみるみる減り、残業調整もままならず、大きなストレスを感じていました。

当時の私を悩ませていたのは、以下のような不安でした。

  • 年齢的に再就職が難しいのではないか
  • 仕事を辞めてしまったら育休が取れない
  • 周囲の目や意見が気になる
  • 妊活しても授からなかったら後悔しそう

それでも退職を決意したのは、日々のスケジュール調整のストレスが一番の理由でした。
それ以外にも、こんな理由がありました。

  • 不妊治療をすることを伝えて入った職場だったにもかかわず、妊活をスタートさせても急ぎの案件や残業を指示され、仕事の調整が困難だった
  • 妊活に対して差別的な発言や態度をとる方がいた
  • 空調が強く体の冷えが気になったり、残業による食生活の乱れがきになっていた
  • 万が一に備え、妊活貯金をしていた

「もしこのまま我慢して育児休暇を取得できたとしても、復帰後も同じ状況が続くだろう」と考えたとき、

日中は全力で仕事をして、そのうえで差別的な態度をとる上司に頭を下げながら子育てをする日々ではなく、在宅ワークに挑戦し、もしうまくいかなければまた別の働き方を探そうと思えたのです。

何より、仕事のせいで妊活がうまくいかなかったと後悔したくないという気持ちが、私の背中を押してくれました。

金銭的な不安を解消する「妊活貯金」のススメ

私は自分の金銭面を考慮し、1年間は妊活を最優先しようと決断しました。
当時用意していた妊活貯金は、1年間節約すれば生活できる資金に加え、通院費や出産費用をまかなえる程度でした。

そこで、個人で稼ぐ方法を探しつつ、時短勤務(パート・アルバイト)も視野に入れ、妊活と両立できる働き方に挑戦することにしました。

もちろん、金銭的な余裕がなく、辞めたくても辞められない方もいらっしゃると思います。

その場合は、まず会社に時短勤務などの働き方ができないか相談してみたり妊活に理解のある転職先を探すことから始めるのも良いと思います。

ちなみに、私は20代から自分の体に妊活が必要だと感じていたため、早い段階から節約や貯金に取り組んでいました。もし現時点で「すぐに妊活の予定はないけど、将来は…」と考えている方がいれば、まずは貯金を始めることを強くおすすめします。

妊活貯金のポイント

  • 生活費+通院費+出産費用を目安に貯金
  • すぐに妊活の予定がなくても、早めの貯金スタートが安心
  • 金銭的に余裕がない場合は、時短勤務や妊活に理解のある職場への転職も検討

円満退職の秘訣!妊活退職の伝え方と手続き

いざ退職を決意しても、会社にどう伝えればいいのか、手続きは何をすればいいのか、不安になりますよね

私は、不定期で有給休暇を取得する必要があると分かった段階で、妊活のために病院に通っていることを会社に伝えました

「妊活のことを会社に言いづらい」と悩む方も多いと思います。

私も結婚前から妊活をスタートさせたので、伝えづらかった気持ちはよく分かります。もし、妊活について直接話すのが難しい場合は、「家族の都合」や「体調不良」など、理由を濁して退職を伝えても問題ありません

また、自分で退職を言い出せない方のために、退職代行サービスを利用するという選択肢もあります。

退職理由の伝え方

  • 正直に「妊活・不妊治療のため」と伝えてもOK
  • 言いにくい場合は「家庭の事情」や「体調不良」などでもOK
  • どうしても自分で言い出せない場合は、退職代行サービスの利用も選択肢

退職を決意した後は、以下の流れで手続きを進めました。

  1. 仕事の引き継ぎや今スケジュールを考慮し退職日を決める(社会保険等の関係で月末が良い場合が多いです)
  2. 退職届を作成(退職を決めたら、事前に準備しておくとスムーズです)
  3. 上司に退職届を提出し退職の意思を伝える
    (仕事の引き継ぎ等もあるので、できれば1~2ヶ月前には伝えたほうがいいと思います)

退職代行のオススメ「退職代行わたしNEXT」「退職代行jobs」

退職代行が気になった方へ、私がオススメだと感じた「退職代行わたしのNEXT」と「退職代行jobs」をご紹介します。

「退職代行わたしNEXT」は女性向けの代行サービス

退職代行わたしのNEXTは、「セクハラ」「マタハラ」など女性ならではの退職理由に寄り添ってくれるスタがいてくれるます。

また、民間の退職代行業者は有給消化や退職時期の調整など、退職に関する交渉を行うことはできないことが多い一方で、わたしNEXTは、労働組合が運営しているので、会社と退職に関する交渉を行える点が強みの一つです。

正社員はもちろん、契約社員や派遣社員、アルバイトやパートなど、幅広い雇用形態に対応しているのも魅力です。

退職代行わたしNEXTの基本情報

 運営元合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」
相談方法メール / LINE
料金アルバイト:18,800円
正社員:25,800円
組合費別途¥1000
返金保証あり

「退職代行jobs」は弁護士監修

退職代行Jobsは、株式会社アレスが運営している弁護士監修の退職代行サービスです。

労働組合とも提携しているため、未払い給与の請求・有給がない場合の退職日の調整など、訴訟対応を除く会社との交渉が可能です。

退職代行サービスの中では珍しい無料カウンセリングを実施しているしていたり、LINEに登録するだけで、顧問弁護士監修の退職届テンプレートがもらえます

退職代行Jobsの基本情報

 運営元株式会社アレス
相談方法電話/メール / LINE
料金27,000円
組合費別途2000円
返金保証あり

「会社にどうしても言い出せない…」という方は、退職代行サービスの利用も検討してみてください。

退職前に確認すべきこと(退職証明書と離職票)

私は、退職前に「退職証明書」と「離職票」の発行をお願いをしていました。

退職証明書のお願い

妊活中の人は病院に通う頻度が多いと思うので、すぐに健康保険証を切り替えられるように「退職証明書」をもらえるようにお願いしておいたほうがいいです。
退職証明書があれば、離職票が届いていなくても各自治体で保険証の切り替えができます。
「退職証明書」と検索すると厚生労働省の書式などが見つかります。
私はWordで掲載しているサイトの書式をダウンロードして、総務の方に作成をお願いしました。

  • 健康保険証の切り替えなどに必要
  • 退職証明書があれば、離職票がなくても自治体で手続き可能
  • 事前に総務へ依頼しておくと安心

離職票のお願い

退職時に会社が手続きしてくれるケースが多いですが、まれに離職票がもらえない会社があるそうなのです。
転職活動をする予定がある方は「離職票」が必要なことを事前に伝えてください。

  • 転職活動や失業手当の受給に必要
  • 退職時に必ず発行を依頼
  • 2週間経っても届かない場合は会社に連絡

「今後、就職活動せずに個人で働きたい」と考えている場合でも、すぐに安定した収入を得るのは難しいものです。「離職票」を持っていれば、失業手当の受給資格を得ることも可能になり、安心して在宅ワークや時短勤務の仕事を探す期間を確保できます。

 

妊活で退職した後の気持ちと後悔しないためのポイント

仕事を辞めて3ヶ月が経ちますが、結論から言うと、私は退職したことを全く後悔していません。

まず、何よりも通院に専念できるようになり、ストレスが格段に減りました。

退職した月からは毎日通院が必要になることもあり、体調が優れない日も増えましたが、時間にゆとりができたことで、心身ともに楽になりました。

また、会社員時代は帰宅が遅く、夕食はコンビニ弁当や遅い時間になってしまうことが多かったのですが、自炊や運動の時間が確保できるようになり、以前よりも健康的な生活を送れています。

退職して良かった点

  • 通院に専念でき、ストレスが激減
  • 時間に余裕ができ、心身ともに楽に
  • 食生活や運動習慣が整い、健康的な生活に
  • 新しい働き方を模索する時間ができた

退職の後悔しないポイント

これからの仕事については、「どんな仕事が良いだろう?」「ちゃんと稼げるだろうか?」と迷いや不安を感じることもあります。しかし、妊活しながら働ける職場を見つけることや、個人で収入を得ることはすぐにできないと理解し、妊活貯金を準備して退職したので、この「模索する時間」を確保できています。

ただ、「妊活前に副業を始めておけばよかった」と思っています。

もし、退職までに時間がある方は、ぜひ副業にチャレンジしてみたり、妊活に理解のある転職先を事前に探しておくことをおすすめします。

後悔しないために

  • 妊活貯金や副業準備をしてから退職する
  • 時短勤務や妊活に理解のある転職先も検討
  • 退職前に副業や在宅ワークを始めておくと安心

追記:私の妊活のその後

この記事を書き終えた後日、私はタイミング療法がうまくいき、無事に妊娠、出産することができました。

妊活中も妊娠中も、「ちゃんと育ってくれているだろうか」と不安でネット検索したり、調べたことを実践してはうまくいかずに落ち込んだりすることもありました。

私のこの経験が、今まさに妊活で悩んでいるあなたの参考になり、少しでも心の負担を軽くできれば幸いです。

この記事について、もっと詳しく知りたいことや、他に聞いてみたいことはありますか? あなたの妊活を応援しています。

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