はじめに|不妊治療は、女性だけが辛いと思っていた
こんにちは、まろぽちです。
正直、私はずっとこう思っていました。
「不妊治療で一番辛いのは女性」
「男性(パートナー)は、辛さを十分に理解できていないことが多い」
通院、自己注射、採卵、ホルモン治療。
体も心も削られながら治療を続けるのは女性。
だからこそ、
「もっと男性に寄り添ってほしい」
「なぜ分かってくれないんだろう」
そんな気持ちを抱く女性の声に、強く共感してきました。
でも、男性不妊について知り、無知だったことに反省しました。
きっかけのひとつは、おばたのお兄さんや仁科克基さん、ダイアモンド☆ユカイさんなど、男性不妊を公表している方の体験です。
- 精液検査で突然「自分が原因だった」と知った瞬間の衝撃
- 知ったあとの苦しみ、葛藤、妻への申し訳なさ
- 誰にも相談しづらい気持ち
私は、不妊治療の身体面・肉体面の辛さがあると共感したと同時に、
無知だったことを反省しました。
不妊治療をしている友人で、パートナーが理由という話を聞いたことはありませんでした。
自分のことは話せても、パートナーのことは相談しづらい。
また、女性よりも男性は相談しづらく、一人で抱えて悩んでいるかもしれない。
そう思い、「男性不妊」で悩んでいる方々の参考になる情報を届けたいと思い、
この記事では「芸能人の不妊治療」シリーズ第3部として、
- 男性不妊の原因
- 精液検査
- 治療方法
- 男性不妊を知ったときの気持ち
- 男性不妊を経験した芸能人等の体験
- 妊活中の男性が生活で意識したいこと
- 夫婦ですれ違わないために考えたいこと
を、2026年時点の情報を確認しながらまとめます。
不妊治療でパートナーとの関係に悩んでいる方や、検査を迷っている男性に届くことを願っています。
男性不妊はなぜ発覚が遅れやすい?夫婦で早めに検査する大切さ
妊娠しない期間が続いたとき、「まず女性が産婦人科へ」というイメージを持っている方も多いと思います。また、男性不妊は自覚症状がない場合あり、男性側の検査は後回しになりがちです。
- 夫婦の自己流の妊活をする
- 女性だけが検査・治療
- なかなか妊娠しない
- あとから男性も精液検査
- 男性側にも原因が見つかる
と、時間が経過してから「原因は男性側だった」と判明するケースもあるそうです。
準備も心構えもないまま突きつけられる現実。
男性はこの言葉を一気に抱え込むことになってしまうのかもしれません。
パートナーにも聞きましたが、精液検査は抵抗がある人も多いと思います。
ただ、妊活では時間も大切です。
どちらに原因があるかを探すわけではなく、二人の子どもを産むために、まずは二人とも確認してみよう!
と一緒に妊活できるといいなと思います。
実は不妊原因の約半数|男性不妊とは?
「不妊は女性の問題」と思われがちですが、
WHOの調査をもとにしたこども家庭庁の情報では、
不妊の原因の約半数(48%)は男性側、または男女両方にあることがわかっています 。
男性不妊の主な3つの原因
男性不妊の原因は、大きく3つに分けて考えると分かりやすいです。
- 造精機能障害(約80%):
精子を作る機能に問題があり、精子の数が少なかったり、運動率が低かったりする状態。男性不妊の中で最も多く、約8割を占めます。代表的な原因のひとつ「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」は、男性不妊症の約40%にみられ、精液検査の結果などによっては手術が検討されます。 - 精路通過障害:
精子は作られているものの、精子の通り道などが詰まったり狭くなったりして、精液中に精子が出てこられない状態。「閉塞性無精子症」などが該当します。
→俳優の仁科克基さんも閉塞性無精子症を公表しており、精子採取手術を受け、その後、妻の採卵・顕微授精を経てお子さんを授かっています。 - 性機能障害 :
ED(勃起障害)や射精障害などにより、性交や腟内射精が難しくなる状態。妊活によるプレッシャーやストレスが関係することもありますが、糖尿病などの病気が背景にある場合もあります。
男性不妊はどんな検査をする?まずは精液検査
男性不妊を調べる基本的な検査が、精液検査です。
採取した精液から、精液量、精子の数・濃度、精子の運動率、精子の形態などを調べます。
でも、まずは精液を採取して状態を調べることから始まることが多いです。
精液検査は「1回悪かった=不妊確定」ではない
精液の状態は、毎回まったく同じではありません。体調などによって数値が変わることがあります。
精液検査で異常があったら?
必要に応じて、
- 問診
- 精巣の診察
- 精索静脈瘤の確認
- 血液検査
- ホルモン検査
- 超音波検査
- 状況によって遺伝学的検査
などが行われます。
男性側に治療できる原因がないかを調べることも大切です。
「自分が原因だった」と知った男性が抱える苦しさ
男性不妊の体験談で共通しているのは「痛切な感情」
男性不妊を公表している方々の体験では、
- 「まさか自分が」という衝撃
- パートナーへの申し訳なさ
- 「男としての価値」を否定されたような感覚
- 将来子どもを持てないかもしれない不安
- 誰(男同士でも)にも弱音を吐けない孤独
- 自分に原因があるのに妻が治療を受ける罪悪感
などが語られています。
不妊治療が一般的になってきていても、男性コミュニティではまだ話題にしにくい空気があるようです。
また、女性側の辛さを知ったからこそ、「自分が辛い」と言えなくなってしまう男性も多いのです。
感情を押し殺し、苦しんでいる男性がいることを、私はそれまで想像できていませんでした。
【体験談】男性芸能人が語った「不妊治療と向き合った日々」
ここからは、私が男性不妊について考えるきっかけになった方々の体験を紹介します。
おばたのお兄さん|初めての精液検査にショック
フジテレビの山﨑夕貴アナウンサーと約5年間妊活に取り組んだ、おばたのお兄さん。
「アスリート芸人」として健康的なイメージのある彼も、初めての精液検査で「精子の数が少なく元気もない」という結果にショックを受けたそうです。
当時は、体調不良や激しい運動ロケで体が条件も重なっており、その後、生活習慣を見直し再検査で改善し、体調管理の重要性を発信しています。
おばたのお兄さんが実践した改善法:
- 脂っこい食事を控える
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを溜めない
- 検査前は過度な運動を控える
- サウナを控える 等
彼は男性が検査を受けたがらない理由について、こう語ります。
男はプライドの生き物ですから、自分の至らないところを突きつけられたくないんです。『精子の数が少ない』って男性のシンボルを折られるような感覚になるから、受け入れたくない男性が多いんだと思います
1回の検査結果だけで自分を責めすぎないということや、男性自身も妊活の当事者として考えることの大切さ
を感じました。
仁科克基さん|閉塞性無精子症と手術への恐怖
俳優の仁科克基さんは、30代前半で「精液中に精子がいない」という事実を知り、閉塞性無精子症と診断されたことを公表しています。

当時は再婚の予定はなかったものの、「いつか」のために精子凍結をしようと考えたそうです。
「閉塞性無精子症」と診断され、精子を取り出すには睾丸を切開する手術(Micro-TESE)が必要だと知りますが、恐怖心からなかなか決断できなかったそうです。
転機は奥さんとの出会い
全てを打ち明けた仁科さんに、彼女は「精子がいなくてもかまわない。でも手術は受けてみたほうがいいと思う。怖いし痛いと思うけれど、やってみようよ」と背中を押してくれたそうです 。
局所麻酔での手術の結果、無事に精子が見つかり凍結に成功。
その後、顕微授精を経て、2024年11月にお子さんが誕生しました 。
彼は妻への感謝をこう語ります。
僕が原因であるにも関わらず、何度も通院し、自己注射をし、全身麻酔での採卵手術を受けて頑張ったのは妻。そして、命をかけて愛する息子を産んでくれたのも妻。
妻への感謝とリスペクトは、一生忘れてはいけない
不妊治療は、やっぱり二人の治療なんだと思いました。
ダイアモンド☆ユカイさん|「精子ゼロ」と告げられた衝撃
ダイアモンド☆ユカイさんも、男性不妊について早くから公表してきた一人です。

妻の検査に付き添った際、ついでに受けた検査で「精子、ゼロです」と告げられたと振り返っています。
「男を否定されたような感じ」で頭が真っ白になり、妻が泣いている姿だけを覚えていたと語っています。
その後、不妊治療は「出口の見えないトンネル」のようで、一度は諦め、夫婦で人生を楽しもうと切り替えた時期もあったそうです 。
最終的にセカンドオピニオンを経てお子さんを授かりましたが、その経験から「男性も早めの検査を」と強く呼びかけています。
芸能人だけじゃない|「ぺ子の妊活まんが」で知る夫婦の気持ち
私がもうひとつ印象に残ったのが、ぺ子さんの『原因は、俺…?』という妊活まんがです。
2年間の不妊治療の末に夫側に原因があると分かり、「自分のせいで」と悩む夫。
その夫と一緒に治療を続ける妻。
夫側・妻側、それぞれの感情が分かりやすく伝わってきました。
参考になった男性不妊のドキュメンタリー
「無精子症」と診断された夫婦の手術と、それでも上手く行かなかった辛さが映し出されています。
「自分たちの子どもがほしい」という気持ちだけでは進めない現実や、治療の結果を待つ夫婦の姿が印象に残りました。
男性不妊が分かったとき|夫の気持ち、妻の気持ち
男性不妊が発覚したとき、夫婦それぞれに違う感情が出てくると思います。
夫側に起こることがある気持ち
「男として価値がない」と自己否定に陥ったり、「彼女の時間を奪ってしまった」と自分を責めり、現実を受け入れられず、「仕事が忙しい」と目を背けたり、「離婚しよう」と言ってしまうケースもあるそうです。
- 「自分が原因だった」というショック
- 妻への申し訳なさ
- 子どもを持てないかもしれない不安
- 誰かに相談する恥ずかしさ・孤独
- 妻が治療を受けることへの罪悪感
妻の気持ち:混乱と怒り、そして受容
一方で、妻側も、「夫がつらそうだけど、なんて言えばいいんだろう」と思うかもしれません。
同時に、「原因は夫側なのに、注射や採卵をするのは私なんだ……」という気持ちが生まれることもあると思います。
- 戸惑い:「なんて声をかければいいのか。。。」夫を思う気持ちと、どうすればいいのか迷う
- 驚きと安堵: 「原因は私じゃなかったんだ」と安堵と同時に、これまでの努力は何だったのかという徒労感
- 夫への不満: 落ち込む夫を励まさなければならない負担や、治療に前向きになってくれない夫に対して「私がこんなに頑張っているのに」と不公平感や怒りが募ることも 。
- 覚悟: ショックを受けつつも、「二人で生きていくか、治療をするか」と現実的に切り替える女性もいます。
男性不妊について調べて、「女性のほうが身体的に大変」だけど、「男性側もつらい」ということ。夫もつらい。妻もつらい。でも、つらさの種類が違う。ということを知りました。
男性不妊をきっかけに、夫婦の関係が変わることも
男性不妊について調べていると、「不妊治療を経験したことで、夫婦の関係や考え方が変わった」と語る方もいました。
- 「自分ごと」としての妊活: 原因が自分にあると分かることで、男性は妊活を「妻の手伝い」ではなく「自分の問題」として捉えるように。
- 女性へのリスペクトと感謝: 採卵や注射など、女性側の負担がいかに大きいかを肌で感じ、「命がけで産んでくれる妻への感謝とリスペクト」が生まれます。仁科さんも「一生忘れてはいけない」と語っています 。
- チームワーク: 辛い治療を二人三脚で乗り越えることで、戦友のような強い信頼関係が築かれ、夜泣きの対応をシフト制にするなど、治療で培った協力体制がその後の育児にも活きるという声もあります 。
女性の大変さを深く理解できる
男性不妊の治療を経験は、女性が不妊治療でどれほど大変な思いをしているかを身をもって理解できるようでした。
おばたのお兄さんは、妊活を振り返ってこう語ります。
妊活をしたことで2人の仲がより深まったような気がします。
僕自身、『妻が精神的にいい状態でいられるためにはどうしたらいいだろう』と考えられるようになり、結果的には妻だけじゃなくて他の人への配慮もできるようになった。1人の男性として、人間として、少し成長できた時間だったと思います
女性側の治療負担を知り、感謝が深まることも
男性不妊を乗り越えて出産した夫婦の体験談には、命の有難み、女性への感謝、夫婦の絆の深まりが共通して語られています。
仁科克基さんは、息子が生まれた瞬間をこう振り返ります。
「目の前で赤ちゃんがへその緒を切られて、”オギャアー”と泣き始めた瞬間、自然と涙が頬を伝いました」
男性不妊について知れば知るほど、妊活は「妻を手伝うもの」ではなく、二人で向き合うものなんだと感じました。
夫婦で妊活するために大切にしたいコミュニケーション
不妊治療を続けていくうえで、私はやっぱり、夫婦のコミュニケーションがとても大切だと思っています。
治療が長くなると、二人で決めなければならないことが増えていきます。
お互いが今どう感じているのかを少しずつ言葉して話していると、一緒に二人のための妊活ができると思えるのかなと思い、コミュニケーションの参考までにまとめてみました。
1. 話し合う時間を決めておく。作るよに意識する。
互いに「察して」は禁物だと思います。
不妊治療中って、「これくらい分かってほしい」と思ってしまうことがあります。
でも、相手には見えない気持ちもあります。お互いの気持ちを言葉にすることで、今どういう状態なのか分かりやすくなります。
毎日妊活について話すのがしんどいなら、「今週どこかで一度話そう」と時間を決める方法もあると思います。
逆に、「今日は妊活の話はやめよう」と決めてもいい。
二人が話しやすい方法を見つけて、互いの気持ちを共有しておくことが大切だと思いました。
相手の気持ちをすぐに否定・解決しようとしない
パートナーが感情を吐露したとき、すぐに否定したり、解決策を提示したりせず、まずは受け止めることが大切だと思います。
相手が求めているのは解決策ではなく、「そう思うくらいつらかったんだね」と気持ちを分かってもらうことかなっと
もちろん、言われたほうもしんどい時もあると思うので、そういう時は素直に
「今日は私も余裕がないから、少し落ち着いてから話そう」でもいいと思います。
正解を出そうとせず、まず相手がどう感じているのか聞くってことが、すれ違いや言いづらさを減らせるのかなって、私の体験としても思いました。
「ごめん」と言わせる関係ではなく、これから「二人でどうするか」を話していくことが大切だなって思います。
3. 「ありがとう」はできるだけ言葉にする
不妊治療だけでなく夫婦生活では、相手がしてくれていることが当たり前になってしまうことがあります。
病院へ行ってくれてありがとう。
検査を受けてくれてありがとう。
注射を頑張ってくれてありがとう。
家事をしてくれてありがとう。
話を聞いてくれてありがとう。
仁科克基さんも、自身の男性不妊をきっかけに不妊治療を経験し、採卵や出産をした妻への感謝を語っています。
不妊治療って、「ごめんね」が増えやすい気がします。
「自分が原因でごめん」
「また病院だからごめん」
「仕事を休んでもらってごめん」
でも、「ごめん」だけではなく、「ありがとう」も言い合える関係の方が、私はいいなと思います。
思っていても、案外相手には伝わっていないことがあります。
だからこそ、言葉にすることも大切なんだと思います。
4. 支える側・支えられる側を固定しすぎない
おばたのお兄さんは、自分を「マネージャー」、妻を「選手」に例えています。
「妻が常に最善のプレーができるようにサポートすることが夫の役目」と言っていて、
- クリニックからの帰宅後、話を聞く
- 通院に同行する
- 家事を積極的に分担する
- 精神的なサポートを惜しまない
女性側の身体的な負担を考えると、とても分かりやすい考え方だと思います。
一方で、男性が検査結果で落ち込んでいることもあると思うので、妻も夫の話を聞く。二人とも疲れているなら、一緒に休む。
ずっと同じ人が支える側でいなくてもいい。
夫婦は「同じチーム」なので、余裕のある方が少し多めに支える。
そんな関係でもいいのかなと思っています。
5. 第三者を頼ってもいい
不妊治療について、夫婦だけで何度話しても平行線になることもあると思います。
特に男性不妊は、夫も周囲へ話しづらい。
妻も、「夫のことだから友達に勝手に相談できない」と思うかもしれません。
そんなときは、不妊治療を受けている医療機関や自治体の相談窓口、カウンセリングなど、第三者に話を聞いてもらう方法もあります。
「二人だけでは難しいから誰かに相談しようと決めること自体も、夫婦のコミュニケーションのひとつだと思います。
6.妊活以外の時間も夫婦に残しておく
不妊治療をしていると、全部妊活になってしまうことがあります。
だからこそ、妊活について話さない時間も大切だと思います。
外食する。映画を見る。旅行する。趣味を楽しむ。くだらない話をする。
「今日は妊活の話をしない」という日があってもいいですよね。
二人は不妊治療をするためだけに一緒にいるわけではありません。
治療中でも、夫婦として普通に楽しい時間を持っていい。
そういう時間があるから、また治療について話せることもあると思います。
お互いの気持ちを言葉にして、一緒に治療について考えて、治療をしない時間も一緒に過ごす。
コミュニケーションの積み重ねが、妊活を「妻のこと」「夫のこと」ではなく、「ふたりごと」にしていくのかなと思います。
男性が不妊治療中の妻にできる具体的なサポートについては、第2部で詳しく紹介しています。

男性不妊が分かったとき|夫婦で考える「選択」と未来
男性不妊が分かったとしても、道はひとつではありません。
原因や年齢や体の状態、治療に対する考え方などによって、夫婦の選択は変わります。
1. 治療・手術を受ける
精索静脈瘤の治療や、精子の通り道の手術、精子採取など、原因によって男性側の治療ができる場合があります。また、夫婦の状態に応じて、人工授精・体外受精・顕微授精などへ進むこともあります。
ただ、治療すれば必ず妊娠できる、精子採取手術をすれば必ず精子が見つかるというわけではありません。
2. 治療を休む・終える
治療を続けることだけが正解ではありません。
身体。心。仕事。お金。夫婦関係。さまざまな負担を考え、
「一度休もう」「ここまでにしよう」と決めることも、夫婦が選ぶ人生のひとつです。
3. 家族の形について考える
将来的な選択肢として、
- 特別養子縁組
- 里親
- 提供精子を用いた生殖医療
などについて知る人もいると思います。
ただ、「不妊治療がうまくいかなければ次はこれ」と簡単に並べられるものではありません。
それぞれ制度の目的も、考えなければならないことも違います。
第三者からの精子提供を検討する場合は、
夫婦だけ・SNSなどの情報だけで決めず、生殖医療を専門とする医療機関などで十分に説明や支援を受けながら考える
ことが大切だと思います。
【AIDについて紹介しているドキュメンタリー動画は、「さらに知りたい方へ」としてこの下に2本残してもOK】
妊活中の男性が生活で意識したいこと
男性不妊には、精索静脈瘤や精路の閉塞など、生活習慣だけでは予防・改善できない原因もあります。
そのため、「これをすれば精子の質が必ず良くなる」というものではありませんが、妊活中は健康管理のひとつとして次のようなことを意識してみてもいいと思います。
- 適度な運動:
ウォーキングなど無理のない運動を取り入れ、肥満や生活習慣病の予防を意識する。 - バランスのよい食事:
特定の食品や栄養素だけに頼らず、主食・主菜・副菜を基本にバランスよく食べる。 - 十分な睡眠をとる:
睡眠不足が続かないよう、できるだけ規則正しい生活を心がける。 - 精巣を長時間温めすぎない:
長時間のサウナや熱いお風呂、膝の上で長時間パソコンを使うなど、精巣が高温になる環境をできるだけ避ける。 - 禁煙・深酒を控える:
喫煙は男性の妊娠への影響が指摘。飲酒も「絶対禁止」とまでは言えませんが、深酒は避けて健康的な範囲を意識する。 - ストレスをため込みすぎない:
妊活そのものがプレッシャーになることもあります。休息や趣味など、治療や妊活を考えない時間を持つことも大切です。
まとめ|男性不妊も「ふたりごと」
男性不妊について調べる前の私は、男性側の苦しさを想像できていませんでした。
現在、不妊の原因のおよそ半数には男性側も関係するとされています。
「まず妻が検査」ではなく、
「二人で一度確認してみよう」と考えることも大切だと思います。
そしてもし原因が見つかっても、「誰のせい?」ではなく、
「私たちはこれからどうしたい?」を話す。
私はそれが、本当の意味での「ふたりで妊活する」ということなのかなと思うようになりました。
一緒に生きようとしているから、不妊治療をしている。
だからこそ、
横並びで、二人でよく話し合って、人生の選択をしていけたら。
そう思っています。
この記事を書くきっかけになったのは、男性不妊を公表した方々の体験談でした。
私のように、「男性不妊のことをよく知らなかった」という人が少しでも知るきっかけになったり、
今まさに男性不妊で悩んでいる方が、「自分だけじゃない」と思えたり。

誰かが少しだけ心を軽くするきっかけになれば、
嬉しいです。
この記事を書くきっかけになったのは芸能人の体験談です。
女性向けに書いた体験談(第一部)と男性に知ってほしい気持ちで書いた体験談(第二部)があるので
よかったら読んでみてください。






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