タイミグ療法で妊娠~妊娠初期の不安、出生前診断の選択

こんにちは、まろぽちです。

このブログを読んでくださっているあなたは、今、妊活中でしょうか?
ようやく妊娠が分かったばかりで、喜びと同時に様々な不安を感じているのかもしれませんね。

私はタイミング療法で子供を授かることができました。
不妊治療を始めてから半年間、本当にたくさんの「わからないこと」に直面し、戸惑いの連続でした。特に妊娠が分かった後、多くの妊婦さんが直面する「出生前診断」の選択は、私にとって大きな悩みとなりました。

この記事では、私自身の経験を通して、タイミング療法の具体的な流れから、妊娠初期に感じた心身の変化、そして出生前診断という大きな選択にどう向き合ったのかを、正直にお話ししたいと思います。

この記事が、今同じような状況にいるあなたがの少しでも不安を和らげるものとなれば幸いです。

目次

タイミング療法の流れ

まず、私が実践したタイミング療法について、ご説明させてください。

タイミング療法とは、排卵日を予測し、そのタイミングに合わせて性交渉を持つことで、妊娠の確率を高める治療法です。不妊治療の中でも比較的初期に行われることが多く、自然に近い形で妊娠を目指せるのが特徴です。

私の場合は、2022年の秋に不妊治療専門のクリニックに通い始めました。
そこから約半年間、試行錯誤を繰り返しながら、2023年の夏に妊娠することができました。

タイミング療法とは?私の妊活体験と妊娠までの道のり

私が経験したタイミング療法の流れは、以下の通りでした。

  1. 排卵を促す薬の服用(5日間): 月経が始まってから数日後に、排卵を促すための薬を5日間服用しました。これは、卵胞の成長を助け、より質の良い卵子を育てる目的があります。
  2. 卵胞チェックとホルモン注射(5日間): 薬の服用後、定期的にクリニックを受診し卵胞の成長具合を確認してもらいました。卵胞が十分に育っていると判断されたら、排卵をさらに確実にするためのホルモン注射を、毎日5日間打ち続けました。
  3. 点鼻薬とタイミング指導: 卵胞が十分に育ったと確認されたら、いよいよ最終ステップです。医師から指示された日時に、排卵を誘発する点鼻薬を使用し、その日を狙ってタイミングを取るように指導されました。

このサイクルを半年間、繰り返しました。正直なところ、毎月「今回はどうだろう…」という期待と不安の中で、月経が来ては落胆し、また次の周期に向けて気持ちを切り替えるという日々であったり、
卵胞が育たずに再挑戦を繰り返していたため、月経が来なかった時には、「できたのな?」「それとも育たなかったのかな?」と嬉しさと不安が入り混じった日々を過ごしていました。

だからこそ、半年後、タイミング指導から2週間後、

クリニックでの診察で赤ちゃんのお家ができていますよと言われた時の衝撃は今でも忘れられません。

驚きと喜び、そして「本当に私、妊娠できたの?」という信じられない気持ちと、これからどうなるんだろうという漠然とした不安が、ごちゃ混ぜになっていました。

最初のうちは、正直なところ、妊娠したという実感がなかなか湧いてきませんでした。

妊娠初期の大きな選択:出生前診断(NIPT検査)との向き合い方

妊娠が判明してからの2週間後、私は再びクリニックを訪れました。

この時、妊娠8週目であることが分かり、いよいよ不妊治療専門のクリニックから、今後の妊婦健診でお世話になる産婦人科への紹介がありました。

この時、医師から説明を受けたのが出生前診断(NIPT検査)でした。

出生前診断とは?なぜ案内されるのか

出生前診断とは、お腹の赤ちゃんに染色体異常や特定の疾患がないかを確認するための検査です。

特に、私が案内された「NIPT(新型出生前診断)」は、妊婦さんの血液を採取するだけで検査が可能で、比較的早い時期から受けられること、そして精度が高いことが特徴とされています。

医師からは、「35歳を過ぎると、ダウン症候群などの染色体異常のリスクが統計的に徐々に高まるため、希望される方には検査の案内をしています」という説明を受けました。

もちろん、年齢だけでなく、ご夫婦の希望や考え方によって検査を受けるかどうかは様々です。

私自身も、「高齢出産になるとリスクが高まる」という知識はありましたが、実際に検査の案内を受けると、改めて「本当に赤ちゃんは健康に生まれてきてくれるだろうか」という心配や不安が強く押し寄せてきました。

私が出生前診断を受けないという選択をした理由

このNIPT検査は任意で行うもので、夫婦で十分に話し合い、希望する場合のみ産婦人科医に申し出るようにとのことでした。

私は、この大きな選択を前に、まずはNIPT検査について様々な情報を調べ、メリットとデメリットを理解しようと努めました。そして、夫と何度も話し合い、さらに実母にも相談しました。

結果として、私たち夫婦が出した結論は、NIPT検査は受けないというものでした。

その理由としては、

「せっかく授かった命だから、たとえ何かあっても、この子を産み育てたい」

もちろん、この結論に至るまでには葛藤もありました。

もし検査で陽性という結果が出たら、私たちはどうするのだろう?という不安も少なからずありました。

しかし、夫婦で深く話し合い、この命をどのような形であっても受け入れようという気持ちが、最終的に私たちの背中を押しました。

出生前診断の選択は、それぞれの夫婦の物語

私がNIPT検査を受けないという選択をしたことをお話ししましたが、
これについては、人それぞれの事情や考え方があると強く感じています。

  • 検査を受けて、事前に情報を知ることで、出産後の育児の準備をしっかりしたいと考える方。
  • もし染色体異常が見つかった場合、家族で話し合い、別の選択をすることも視野に入れている方。
  • どんな結果であっても受け入れるという気持ちで検査を受けない方。

どの選択も、命(赤ちゃん)を大切に思う気持ちからくるものであり、間違いということはないと思っています。

大切なのは、家族でしっかりと話し合い、納得のいく選択をすることだと私は思います。

もし今、あなたが同じように出生前診断について悩んでいるのであれば、まずは信頼できる医療機関や専門家から正確な情報を得ることをお勧めします。

そして、パートナーとじっくりと、お互いの気持ちを共有し、最善の選択を見つけてください。

妊娠初期の心と体:つわり、精神的な波、そして新たな不安

NIPT検査の選択を終えたあとも、妊娠初期特有の様々な変化が私を襲いました。

つわりとの闘い

妊娠8週目頃から「つわり」が始まりました。私の場合は、まるで車酔いをしているようなムカムカ感が一日中続き、食後や特定の匂いによる吐き気がありました。

食べたほうがいいもと食べたい(食べられるもの)が違い、栄養の偏りも心配になりました。

「いつまでこの状態が続くんだろう…」

そんな風に気分が落ち込み、それまで習慣にしていた運動やブログ活動もなかなか手につかなくなってしまいました。

「無事に育ってくれるだろうか」という尽きない不安

体調が優れないことに加えて、私の心には常に赤ちゃんが無事に育ってくれるだろうかという不安が付きまとっていました。

特に、インターネットで様々な情報を目にすると、流産や初期のトラブルに関する情報が目に入ってきます。

その度に、「もし自分もそうなったら…」と、小さな変化にも敏感になり、不安が募る日々でした。

不妊治療を経てようやく授かった命だからこそ、「この命を守りたい」という気持ちが強く、それが別の不安を生み出すこともありました。

経済的な不安と仕事への悩み

さらに、妊娠が判明し、母子手帳を受け取った際に、たくさんのマタニティ用品や子育て用品の案内を目にしました。それと同時に、今後の経済的なことも現実的に考えるようになりました。

私は個人事業主として活動しようと考えている一方で、

産後の生活や子育てにかかる費用を考えると、

「このまま個人事業を続けていくよりも、安定した再就職先を探した方が良いのではないか?」といった経済的な不安や仕事に関する悩みも高まりました。

妊娠は喜びであると同時に、今後の人生設計や仕事について、深く考えさせられるきっかけにもなりました。

エコー写真と家族の笑顔がくれる力

そんな不安や葛藤の日々の中でも、私を支えてくれたのは、いくつかの希望の光でした。

エコー写真が教えてくれた命の成長

定期的な妊婦健診で、超音波検査(エコー)を受けるたびに、赤ちゃんが少しずつ大きくなっている姿を確認できるのは、何よりの喜びでした。

小さなまるにみえた赤ちゃんが、心臓を動かし、手足を動かす姿を見るたびに、

「本当にお腹の中で命が育っている」 「頑張って成長しているんだ」

となど、妊娠した実感が少しずつ湧いてきました。
エコー写真は私にとって、前向きな気持ちを与えてくれる大切な存在でした。

家族の温かいサポートと喜び

何よりも力になったのは、夫や実母をはじめとする家族の温かいサポートと、妊娠を心から喜んでくれる姿でした。

つわりで食欲がない時には、母が食べやすいものを作ってくれたり、夫は「無理しなくていいからね」と、何もできていない私に優しく声をかけてくれていました。

家族の「赤ちゃんが生まれてくるのが楽しみだね」という言葉や気遣いに

「一人じゃないんだ、私も頑張ろう」「こんなに喜んでくれて嬉しいな」

と、前向きな気持ちが湧いてきました。

妊娠4ヶ月目、少しずつ訪れる落ち着き

妊娠4ヶ月目に入ると、ムカムカ感が和らぎ、気分の浮き沈みも落ち着いてきました。また、安定期が近づき、心身ともに余裕が生まれてきたことで、再びブログを書きたいという気持ちが湧いてきました。

私と同じように、不妊治療を経て妊娠した方、妊娠初期のつわりや不安に悩んでいる方、出生前診断の選択で葛藤している方…そんな方々に、私の経験が少しでも役立てばという思いで、このブログを書き始めました。


妊活から妊娠を通じて感じたこと:女性への尊敬と命の尊さ

妊活から妊娠までの道のりを経験して、私が最も強く感じたのは、世の中の女性たちへの深い尊敬の念です。

  • 毎月、排卵日を意識し、タイミングを取るプレッシャー。
  • うまくいかない時の焦りや不安。
  • 妊娠が判明した時の、喜びと同時に押し寄せる体の変化や精神的な不安定さ。
  • そして、つわりや胎動、出産の痛みを乗り越え、命を産み出すという大仕事。

皆がこんな気持ちで妊活をしたり出産を迎えているのだと思うと、女性たちって本当すごいなっと心から思います。

命の奇跡と感謝

そして、改めて命の尊さを実感しました。

たった一つの卵子と精子が出会い、受精し、細胞分裂を繰り返し、母親のお腹の中で約10ヵ月間、大切に守られ育ちます。そして、この世界に生まれ落ち、家族や周りの人々に支えられ成長していきます。

そう考えると、私たちが今ここにいること自体が、本当に奇跡の連続なのだと、改めて感じます。

そして、この奇跡の命を授かったことに、心からの感謝の気持ちが湧いてきます。

自分の体を大切に、そして未来へ

私たちの命は、受精という奇跡の経て、10ヵ月間、母のお腹で守られて生まれて、さまざまな人に育てられて、ここにいるんだと考えると、自分の体を大切にしなければならないと改めて感じます。

赤ちゃんの健やかな成長のためにも私自身の健康のためにも、無理なく、できる範囲で運動を取り入れ、バランスの取れた食事を心がけたいと思っています。


まとめ:あなたの妊活・妊娠生活を応援します

この記事では、私がタイミング療法で妊娠するまでの道のり、そして妊娠初期に直面した出生前診断の選択、つわりや不安との向き合い方についてお話ししました。

妊活も妊娠も、人それぞれに異なる物語があります。

私の経験が、今、同じような不安や悩みを抱えているあなたの心に、少しでも役立つことがあれば幸いです。

もしこの記事を読んで、何か感じたことや、私に聞いてみたいことがあれば、ぜひコメントで教えてください。

お互いに、それぞれのペースで、素敵な妊活・妊娠生活を送りましょう!

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