約9割の人が仕事と不妊治療の両立は難しいと感じている
私は、妊活を始めて1ヶ月で仕事との両立の難しさを知り、悩みながらも半年後には妊活を優先させようと退職をしました。
同じように不妊治療をしている人達は仕事を両立できているのか不思議に思い、調べてみた所、2017年に厚生労働省の「不妊治療と仕事の両立について」の調査では、
約4人に1人が「不妊治療と仕事を両立できない」
と回答していることを知りました。
半数は両立している(両立せざる得ないだと解釈しますが)と回答していますが、会社員で不妊治療を続けるため、部署移動や退職をしている人が多いのではないかと思います。
仕事との両立は難しいと感じている人
不妊治療の当事者が具体的にどのような悩みを抱えているのか等を調査した「不妊治療白書2018」では、不妊治療経験者に「仕事との両立は難しいと感じたことがあるか」という問いに対して約9割の人が難しいと感じていることがわかりました。
※1「不妊白書2018」https://j-fine.jp/activity/hakusyo/hakusyo2018.pdf
両立が難しい理由
具体的にどんなところが難しいと思うかという問いの回答は約7割がスケジュール調整です。私が退職を考えたのも、通院頻度や予定を立てづらいことが大きかったです。
他の問いでは、不妊治療のために仕事や予定に支障をきたした人は約9割もいました。

出典:NPO法人Fine/不妊白書2018「仕事と不妊治療の両立に関するアンケートPart2」
以前の職場は妊活を視野にいれて入社しましたが、いざ治療をスタートすると、それまで貯めていた有給が一気に削られ、妊活のことを上司に伝えていてもスケジュール調整しづらい業務を任されることもあり、両立の難しさを感じました。
悩んだ末に退職届を出した際、妊活を理解してもらえていない発言に切なさや悔しい思いをしました。
治療と職場を両立している友人もいますが、私は30代半ばで仕事を無理して後悔したくないと妊活を優先し退職しました。
アンケートからも両立について悩んでいる人は沢山いると思いますし、この悩みを感じたことない方にも、妊活についてもっと知ってほしいです。
これから、子どもを産みたいと考えている人がチャレンジしやすい環境になってほしいと思います。
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