【体験談】PCOSの不妊治療費はいくら?タイミング法で妊娠するまでの費用と流れ

こんにちは、まろぽちです。

妊活を始めたとき、真っ先に気になったのが治療費と通院回数でした。

私はタイミング療法を約半年続け、妊娠。

実際にかかったお金は、
月経を起こすための薬や排卵誘発、卵胞チェック、注射、そして自分で購入していた葉酸サプリなども合わせて、

私の場合は1か月1万5,000円前後〜多い月で3万円ほどでした。

ただ、PCOSの治療内容や検査・薬・通院回数は人によってかなり違います。

この記事では、私自身の体験を中心に、

  • PCOSとは?
  • PCOSでもタイミング法はできる?
  • 私が実際に受けた治療 1か月にいくらかかった?
  • 2026年現在の不妊治療の保険適用
  • 治療前に知っておきたかったこと

をまとめます。

「PCOSと言われたけど、これからどうなるんだろう」

と不安になっている方の参考になればうれしいです。

※この記事は私自身の不妊治療経験と、2026年8月時点の厚生労働省・こども家庭庁・日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会などの情報をもとに更新しています。治療方法は年齢・検査結果・体質などによって異なります。

目次

結論|PCOSのタイミング法で私がかかった費用

私の場合、タイミング療法をしていた時期の支出は、

1か月約1万5,000円〜多い月で3万円ほど

この中には、

  • 診察・再診
  • 超音波による卵胞チェック
  • ホルモン検査
  • 月経を起こすための薬
  • 排卵誘発剤
  • 注射
  • 葉酸サプリなど自分で購入していたもの

も含んでいます。

なので、「タイミング法そのものが毎月3万円かかった」という意味ではありません。

治療が少ない月もあれば、卵胞が思うように育たず、何度も病院へ行って検査や注射をした月もありました。

私の場合、一番費用が増えたのは、通院回数や薬・注射が増えた月でした。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは?

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、排卵がうまく起こりにくくなり、月経不順や不妊の原因になることがある疾患です。

日本産科婦人科学会の現在の診断基準では、

  • 月経や排卵の異常
  • 超音波で多数の小さな卵胞が見られる、またはAMHが高い
  • 男性ホルモンの影響が強い、またはLHが高い

といった特徴を組み合わせて診断します。

PCOSの主な特徴

  • 卵巣に多数の小さな卵胞が見られることがある
    通常はその中から卵胞が育って排卵しますが、PCOSでは卵胞の成長や排卵がうまく進みにくいことがあります。
  • 排卵障害による月経不順・無月経
    排卵が起こりにくいため、生理の間隔が長くなったり、月経が来なくなったりすることがあります。PCOSは排卵障害による不妊の原因のひとつでもあります。
  • 男性ホルモンの影響が見られることもある
    ニキビや多毛などが見られる人もいます。また、肥満やインスリン抵抗性を伴う場合もあります。

※ただ、PCOSだから必ず太っている・多毛になるというわけではありません。

初めて不妊外来で、「排卵していない」と言われたときはショックでした。でも事前に知ってたことで不妊治療を早く始める決断に繋がったと思っています。

私が不妊専門クリニックを受診するまで

私は20代の頃から月経が不規則で、産婦人科へ不定期に通っていました。

その頃からPCOSと言われていましたが、仕事が忙しかったこともあり、

「妊活するときに考えよう」くらいに思っていました。

その後、本格的に子どもを望むようになって不妊専門クリニックを受診し、
「排卵が起きていない」ことを知りショックを受けました。

でも逆に、原因のひとつが分かったから、治療を始められたとも思っています。

タイミング法とは?

30代後半で今のパートナーに出会い、本格的に不妊専門クリニックを受診し、医師から勧められたのが「タイミング法」でした。

タイミング法
排卵する時期を予測し、妊娠しやすいタイミングに合わせて性交を行うよう医師から指導を受ける方法です。

日本産科婦人科学会では、排卵の1〜2日前から排卵当日頃が妊娠しやすい時期として、卵胞の大きさやホルモンなどを確認しながら排卵日を推定すると説明しています。

「タイミングを合わせるだけ」

と思うと簡単に聞こえますが、私の場合はPCOSで自然に排卵しにくかったため、

薬や注射+卵胞チェック+タイミング指導

という流れになりました。

私が実際に経験したPCOSのタイミング療法

私が通った不妊専門クリニックでは、年齢の考慮なのか「基礎体温」をつける指導はなく、主には下記の流れで進められました。

  • 月経を起こさせる
    私の場合、自然に月経が来ないこともあり、薬を使って月経を起こしていました。
  • 超音波検査による卵胞チェック
    月経が始まったら、定期的に超音波検査を受け、卵胞がどれくらい育っているかを確認
  • 必要に応じて排卵誘発剤や注射
    排卵直前まで卵胞が育っていなければ、クロミッドなどの排卵誘発剤、hCG注射、必要に応じたホルモン注射などの誘発剤を使い、卵胞チェックを繰り返しました。
  • タイミング指導
    卵胞の大きさが十分に育ち、排卵が近いと判断されると、医師から「〇月〇日にタイミングを取ってください」といった具体的な指示されて実行していました。

私は約半年のタイミング療法で妊娠しました

毎月、「今回こそは」と思って、生理が来ると落ち込む。

また病院へ行く。薬を飲む。卵胞を確認する。タイミングを取る。

そんなことを繰り返しました。

毎月、「今回はどうだろう…」と期待と不安が入り混じる日々でしたが、幸いにも半年ほど続けて妊娠することができました。

タイミング療法中は、毎月の期待と落胆、周囲との比較、経済的な不安など、心の浮き沈みも大きかったです。
それでも、医師のサポートと家族の支えがあり、前向きに妊活を続けることができました。

あわせて読みたい

退職するか悩みながらタイミング療法を続け、妊娠するまでの気持ちは別記事に詳しく書いています。

タイミング療法で授かれない場合は、治療をどれくらい続けるか、いつ人工授精や体外受精へステップアップするか等を医師と相談して決めていきます。

【2026年】タイミング法は保険適用?不妊治療のお金

不妊治療は、2022年4月から保険適用の範囲が大きく拡大しました。現在は、

治療保険適用
タイミング法
人工授精
体外受精○ 条件あり
顕微授精○ 条件あり

となっていて、保険診療で受ける場合、窓口での自己負担は原則3割です。

タイミング法・人工授精には年齢・回数制限なし

43歳未満という年齢制限や回数制限があるのは、主に体外受精・顕微授精などの生殖補助医療です。

タイミング法や人工授精などの一般不妊治療には、同じ年齢・回数制限はありません。

体外受精・顕微授精には年齢・回数制限

2026年現在、保険適用で体外受精・顕微授精などの生殖補助医療を受ける場合、

治療開始時に女性が43歳未満であることなどが条件です。

胚移植の回数は、

治療計画作成時の女性の年齢保険適用の胚移植回数
40歳未満1子につき6回まで
40歳以上43歳未満1子につき3回まで

これは、私が受けたタイミング法には直接関係しませんが、

「もしステップアップしたら、いくらかかるんだろう」

と私自身も不安だったので、知っておいていいと思います。

「タイミング法はいくら?」は一律に言えない

以前の記事では、タイミング療法8,000〜12,000円などの「1周期あたりの相場」を載せていました。

でもタイミング法といっても、

診察だけの人と、排卵誘発剤・注射・ホルモン検査・複数回の超音波検査が必要な人では、金額が全然違う

ので、具体的な金額は省いてます。

初診時は検査もある|最初から治療だけではなかった

不妊専門クリニックへ行くと、「今日からタイミング法スタート!」ではありません。

まずは、

  • 超音波検査
  • ホルモン検査
  • 卵管の検査
  • 精液検査
  • 必要に応じた感染症などの検査

を行い、妊娠しにくい原因がないか調べます。

こども家庭庁では、女性の不妊検査は月経周期に合わせて行うものもあるため、一連の検査に通常4〜5回程度の通院が必要になると紹介しています。

私が治療費以上に大変だったのは「通院」

治療を始める前は、「不妊治療=お金が大変」というイメージが強かったです。

お金も大変ですが、私が一番大変だったのは、

通院日が自分で決められないことでした。

「2日後に来てください」と言われる。仕事がある。上司へ相談する。半休を使う。病院へ行く。

卵胞がまだ育っていなくて、

「また2日後に来てください」と言われる。

あわせて読みたい

不妊治療と仕事をどう両立する?時間有給・テレワーク・不妊治療連絡カードなど、2026年の制度はこちら。

不妊治療を始める前に、私が知っておきたかったこと

病院によって治療方針が違う

私は以前、「不妊専門クリニックなら、どこへ行っても同じ」と思っていました。

でも、

  • 基礎体温を重視する
  • 超音波を中心に見る
  • 早めにステップアップする
  • できるだけタイミング法を続ける

など、医師やクリニックによって方針は違います。

私が通ったクリニックでは基礎体温を毎日つける必要がなく、

それだけでも私はかなり気持ちが楽でした。

合う・合わないってあると思います。

「PCOS=生活習慣が悪い」と思わなくていい

PCOSには肥満やインスリン抵抗性が関係する場合がありますが、日本では肥満を伴わないPCOSも多いとされています。

肥満がある場合には、医師から食事や運動、減量について指導されることがあります。

でも、全員が「痩せれば治る」わけではありません。

実際、私は40キロ代の頃からPCOSでした。

葉酸サプリなど「医療費以外」も意外とかかった

不妊治療を始めてから気になったのが、病院代以外のお金でした。

例えば、葉酸サプリ、妊活のために買ったもの、食生活を意識して購入した食品など。

毎月続くと結構な金額になります。

私は第一子の妊活中にも葉酸サプリを飲んでいました。

月1万5,000円〜3万円という金額にも、こうした費用が含まれています。

あわせて読みたい

私が実際に飲んだ葉酸サプリはこちらで比較しています。

不妊治療費が高額になったら使える制度もある

タイミング法だけでは高額療養費の上限に届かないケースが多いと思いますが、体外受精・顕微授精などへステップアップすると、保険診療分の自己負担額が大きくなることがあります。

保険診療の医療費が一定額を超えた場合は、高額療養費制度の対象になることがあります。

上限は年齢・所得などによって異なり、2026年8月から制度も改定されています。

また自治体によっては、独自の不妊治療助成などがある場合もあります。

なので、高額な治療へ進む場合は、病院・加入している健康保険・自治体の3か所を一度確認するのがおすすめです。

妊活中の心のケアと私が意識したこと

妊活中は、身体的な負担だけでなく、心の負担も大きくなりがちです。
私も「うまくいかない」「周囲と比べてしまう」「将来が見えない」といった不安を何度も感じました。

実際に感じたこと

  • 周囲と比べて落ち込む日があった
  • 「私は駄目なんじゃないか」と自己否定してしまうことも多々あり
  • パートナーと気持ちがすれ違うことも

私が実践した心のケア

妊活を始めると、「私って駄目なんだ」「生活の仕方が悪いのかな」等、ネガティブになってしまうことが増えます。

なので、一人で抱え込まず、周囲に話してみたり、サポートを受けながら、少しずつでも前に進むことが大切だと実感しました。

また、無理にポジティブにならなくてもOK。落ち込む日は誰にでもあると自分を許すようにしました。

  • 妊活仲間や家族と気持ちを共有する
    共感してくれる相手がいるだけで、心が軽くなることがあります。
  • SNSやブログで同じ悩みを持つ人の体験談を読む
    自分だけではないと感じられ、勇気をもらえます。
  • 無理に前向きになろうとせず、落ち込む日も自分を責めない
    感情の波があるのは当たり前です。
  • 医師や看護師に質問・相談してみる
    疑問や不安は抱え込まず、プロに聞くことで安心できることがあります。
  • 体を動かす
    散歩やストレッチなど、軽い運動でも気分転換になります。家でじっとしているより、体を動かすとモヤモヤが解消される感覚がありました。運動が億劫な方は、デパートなどでブラブラするだけでも気分転換になります。

PCOSで不妊治療を始めようか迷っている方へ

日本産科婦人科学会では、一般的に避妊をせず性交して1年間妊娠しない場合を「不妊症」としていますが、

排卵がない・月経不順があるなど、妊娠しにくい原因が分かっている場合は、1年間待たずに検査や治療を始めた方がいい

と案内しています。年齢によっては、より早い相談が勧められる場合もあります。

私自身、もっと早くちゃんと向き合えばよかったかな、と思ったこともあります。

それでも、

自分が治療を始められる状況になったときが、私にとってのスタートだった

とも思っています。

PCOSと言われて月経が不規則だったり、「排卵しているか分からない」という場合には、

1年待たず、一度産婦人科や不妊専門クリニックへ相談

してみてもいいと思います。

まとめ|PCOSの不妊治療費は「人によって違う」。だから私は実体験を書きます

私はPCOSで排卵がうまく起きず、タイミング療法を受けました。

治療では、月経を起こす→ 卵胞を確認する→ 必要に応じて排卵誘発剤や注射→ タイミングを取る

ということを繰り返しました。

治療内容も、費用も、期間も人それぞれなので、あくまでも私の場合費用ですが、

1か月約1万5,000円〜多い月で3万円ほど(サプリ等も含める)

そして約半年続けて妊娠しました。

金銭面以外にも、仕事との調整。毎月の期待と不安。生理が来たときの落ち込み。

いろいろあったけど、

自分の状態を知って、治療を始めたことはよかったと思っています。

この記事の私の経験も、「こういうケースもあるんだ」というひとつの参考になればうれしいです。

※この記事は2026年8月時点の公的・専門機関の情報を確認して更新しています。薬や治療方法、保険適用の可否は個々の状態や医療機関によって異なります。

(スポンサーリンク)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次